【独自】自民・小久保憲一埼玉県議がXユーザー多数ブロック 虐待防止条例改正案が関係か

埼玉県の小久保憲一県議会議員がX(旧Twitter)のユーザーを直接交流のないユーザーを含め多数ブロックしていることが分かりました。背景には埼玉県の虐待防止条例改正案に関する問題が絡んでいるとみられます。

埼玉県の虐待防止条例改正案は、県議会で議席の過半数を占める自民党県議団が提出したもので、既存の虐待防止条例に近年多発する児童置き去りの対策を盛り込んでいます。同改正案をめぐっては、「子どもを自宅において回覧板を渡しに行くこと」や「子どもだけで公園で遊ばせたり登下校させたりすること」のほか、「未成年の兄弟に子どもを預けて出かけること」も虐待にあたると説明されており、保護者を中心に批判の声が広がっているほか、さいたま市PTA協議会(市P協)も反対の署名活動を展開しています。

小久保憲一県議はこの条例を提出した自民党県議団の1人で、小川町・ときがわ町・嵐山町・滑川町を対象とする西第13区選出の県議です。小久保県議は、今回の騒動を受けて自身のアカウントに批判的な返信をしたアカウントのほか、直接の交流はないものの批判的な意見や疑問を含む投稿をしたアカウントを自らが検索してブロックしてるものと思われます。

また、2023年10月8日(日)に確認したところ、当サイトの公式Xアカウントもブロックされていることが判明しました。当サイトは小久保県議と直接の交流はなく、批判的な意見が上がっているというテレビ朝日・NHKの報道を引用して紹介していました。

条例改正案は10月6日(金)の県議会福祉保健医療委員会で自民・公明の賛成多数によりすでに可決されており、13日(金)の本会議でも可決される見通しです。

▼原文は以下からご覧ください(PDF注意)

議第25号議案 埼玉県虐待禁止条例の一部を改正する条例.pdf (jimin-saitama.net)