2024年1月1日(月)、深夜0時よりさいたま市北区日進町2丁目の日進神社で伝統芸能「日進餅つき踊り」が披露されました。
日進餅つき踊りは江戸時代から伝わる伝統芸能で、4人の搗き手が一組となりリズミカルに餅を搗き上げます。もともとは接待餅と呼ばれており、宿場や祝い事で披露していたものを、戦後から新年と同時に行うようになりました。
行事では年越しのカウントダウンのあと、清水勇人さいたま市長や竹居秀子さいたま市教育長らのあいさつがあり、その後保存会のメンバーが入場し餅を練りました。餅を練り終えると、リズミカルに餅を搗く「しんしょう搗き」を保存会のメンバーや小学生らが披露し、空の臼を搗く「豊穣」「感謝(大勝利)」「瑞祥」の3つの曲搗きも披露されました。
例年行われている餅の振る舞いについては、ノロウイルスや新型コロナウイルス感染症対策の観点から昨年に引き続き行われませんでした。会場の日進神社には多くの参拝客が訪れ、新しい年の始まりを祝っていました。