大宮日進七夕まつりが雷雨で中止に 途中での中止は史上初か

2024年8月7日(水)、さいたま市を雷雨が襲い、日進地区で開催されていた第52回大宮日進七夕まつり2024が途中で中止となりました。

8月7日(水)は大宮日進七夕まつり2日目でしたが、17時前後から雨が降り始めました。その後雨は強さを増し、18時前には雷雨となり、関根信明実行委員長が中止の宣言を出しました。

その後も雨は激しく降り、雷も鳴るなど危険な状況となったため、一時的な避難場所として日進小学校の体育館が解放されました。エアコンのない体育館では、蒸し暑い中で多くの人が雨が収まるのを待っていました。

日進小に避難していた人は次のように話します。

「もともと倉庫のそばで雨宿りしていたのですが、さすがに危険を感じるようになって、誘導の人に従って体育館に逃げてきました」

「(まつりが中止になって)やっぱり悲しいですね。少し前に来て、友人と集まって楽しもうと思ったところに降ってきてしまったので残念です」

関根信明実行委員長は日進大宮なびの取材に対し、「大変残念ですね。この豪雨で表彰式を中止にして、18時の段階で今日の行事は全て中止ということになりました。しかしながら、1日目と2日目の17時まではうまく運営できておりましたので、その間の行事は無事に終えられたのかなと思います。また来年に向けてやっていきたいと思います。ご来場ありがとうございました」と話しました。

また、数年前に一時的に日進小の体育館を解放したことはあったものの、関根実行委員長が運営に携わってからは初めての中止で、それ以前を含めてもおそらく初めての中止ではないかとのことでした。