【速報】さいたま市長選挙 清水勇人氏が当選し5期目へ

任期満了に伴うさいたま市長選挙は2025年5月25日(日)投開票され、現職の清水勇人氏が5選を果たしました。

清水氏は2009年の市長選で初当選後、議会の各会派と良好な関係を築き、今回の選挙では公明党の支持を得たほか、自民党、立憲民主党、社民党に所属する各市議の支援も得ての当選となりました。

清水事務所の近くにある福寿幼稚園に集まった支援者のもとに20時頃当選確実の一報が入ると、場内は拍手に包まれました。その後支持者らから花束の贈呈を受け、万歳三唱やだるまの目入れなどを行いました。

次点で落選になるとみられるのが沢田良候補で、沢田氏はともに北区選出のさいたま市議会議員である堀川友良市議と吉田一郎市議の支援を受けていましたが、現職には及びませんでした。

戸田市の河合悠祐市議らの支援を受けた日本保守党の西内聡雄候補は、外国人問題の改善を訴え票を集めましたが、2氏には及びませんでした。

ミュージシャンの小袋成彬候補は、2023年のさいたま市議会議員選挙に北区から立候補し次点で落選した片倉淳平氏らの支援を受け、常識を覆す選挙活動で話題を集めましたが、得票は伸び悩みました。

日本共産党の加川義光候補は、元さいたま市議である実績をアピールしましたが、得票には伸び悩みました。今回最年長の75歳で立候補し、年齢を感じさせない選挙活動を展開しましたが、他の4氏には及ばない見込みです。