埼玉県が公開した「魅力ある県立高校づくり第2期実施方策(案)(リンク先PDF注意)」によると、大宮工業高校が浦和工業高校と、岩槻高校が岩槻北陵高校とそれぞれ統合する方針であることが分かりました。
大宮工業高校と浦和工業高校が統合する新校は「県内初の工業に関する学科及び情報に関する学科の併置校」として2026年度に開校となる予定で、場所は現在の大宮工業高校の敷地となります。大宮工業高校は、2025年度まで生徒募集を行いますが、浦和工業高校は2023年度までの募集となります。
また、工業高校の新校の方針として
・機械、電気、建築、ロボット技術及び専門情報に関する学科を置き、先端産業分野で活躍できる人材の育成を目指す。
・学科横断型の課題研究を通して専門知識の統合を図り、新たな価値の創造に結び付けていく資質・能力を育成する。
・県内の工業・情報教育の拠点となる高校を目指す。
の3つを掲げています。
一方、岩槻高校と岩槻北陵高校が統合する新校は「国際に関する学科及び普通科の併置校」として2026年度に開校となる予定で、場所は現在の岩槻高校の敷地となります。岩槻高校は、2025年度まで生徒募集を行いますが、岩槻北陵高校は2023年度までの募集となります。
岩槻新校は方針として
・国際感覚や語学力を身に付け、国内外で活躍できるグローバル人材の育成を目指す。
・ 自国の伝統や文化を理解し、異なる文化や価値観を尊重する態度を育成するとともに、SDGsなどの地球規模の課題の探究活動に取り組む。
・地域の伝統産業を海外に発信することで、地域社会に貢献しつつ、豊かな表現力を身に付けることを目指した教育を行う。
の3つを掲げています。
また、県内では同じタイミングで和光国際高校と和光高校、秩父高校と皆野高校、越生高校と鳩山高校、八潮南高校と八潮高校が統合することになっています。