さいたま市北区日進町2丁目で事故 勝利翌日のオートレーサーが”宮原カーブ”の撮り鉄はねる

埼玉県警は2022年7月26日、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで、さいたま市西区西遊馬のオートレース選手、福田勝則容疑者(50)を逮捕しました。

福田容疑者は26日5時7分ごろ、さいたま市北区日進町2丁目で飲酒運転し、53歳の男性をはねて全治1週間のけがを負わせました。容疑者は容疑を認めているとのことです。事故後、目撃者の男性(71)が通報し、男性は救急搬送されましたが、命に別状はないとのことです。容疑者からは基準値の3倍を超える0.5ml(1Lあたり)のアルコールが検出されました。

事故現場は日進町2丁目北東端、マレリ本社前の「宮原カーブ」と呼ばれる有名撮影地で、男性は列車の撮影をしていたものと思われます。片側1車線の道路を北に向かっていたとのことですが、大きく反対車線にはみ出し事故を起こしたことになります。

福田容疑者は伊勢崎オートレース場所属のベテランで、オートレーサー歴は25年以上だといいます。事故前夜、容疑者は伊勢崎オートに出走し1位を取っていました。

担当は大宮警察署で、警察が事故の原因を詳しく調べています。