35年間営業の「ミニコープ櫛引店」が7月30日閉店へ 他店と競争激化で特別対策店に指定

さいたま市北区櫛引町2丁目のスーパー「ミニコープ櫛引店」が2023年7月30日(日)18時に閉店することが分かりました。

同店は1988年10月にオープン。陸上自衛隊大宮駐屯地の官舎前で住宅地の中にあることから、54坪と狭い売り場ながら多くの利用がありました。2015年のホットデリ(揚げ物など)導入をはじめ経営改善策を打ってきましたが、近隣の「ベルクさいたま櫛引店」が2016年に改装し、「イオン大宮店」も2018年にリフレッシュオープンするなど他店との競争が激しくなりました。

そんな中、2022年5月17日(火)に「ヤオコー大宮櫛引店」がオープン。これを受け、経営悪化が予想されることなどから「継続的に赤字幅が大きい状態が続く店舗」である「特別対策店」に指定され、キャンペーンやセールなどで客足の回復を狙いましたが、今回閉店となりました。

コープみらいは今後さいたま市桜区の「ミニコープ白鍬店」やさいたま市西区の「コープ指扇店」を利用するよう呼び掛けています。