大宮公園舟遊池で7月中旬から24年ぶりボート営業復活へ 8月にはカフェ・コワーキングスペースもオープン

さいたま市大宮区高鼻町4丁目、大宮公園にある舟遊池(ボート池)で24年ぶりに貸しボートの営業が再開されることが分かりました。貸しボートは2024年7月16日(火)に先行オープンする予定で、その後8月25日(日)には受付・カフェ・物販・コワーキングスペースなどを含めフルオープンとなります。

大宮公園舟遊池は本多静六が1921年に作成した「氷川公園拡張計画」に基づき、1934年秋に整備されました。同年に貸しボート営業が開始され人気を博していましたが、2000年秋に利用者の減少や水質悪化などの理由で営業を終了していました。

埼玉県では2021年度から舟遊池の水質改善と賑わい創出に関して検討を進めてきており、2022年度には「大掻堀まつり」を開催していました。掻掘(かいぼり)とは、一旦池の水をすべて抜いて池を干して、底にたまった泥やごみを取り除く作業のことを言います。

ボートや周辺施設の運営は株式会社シンプランニングが行います。7月27日(土)10時からは記念グッズ販売などのPRイベントを行うとのことです。