京浜東北線が南浦和以北でワンマン化へ 大宮アルディージャ・浦和レッズの発車メロディは消滅の可能性

JR東日本は、2027年春から京浜東北・根岸線の大宮~南浦和駅間および蒲田~大船駅間でワンマン運転を開始する予定だと発表しました。

京浜東北・根岸線は大宮~大船駅間を走行するJR東日本の路線で、スカイブルーの帯をまとった車両が走行しています。さいたま市内には南浦和、浦和、北浦和、与野、さいたま新都心、大宮の各駅があり、南浦和駅では武蔵野線と乗り換えが可能です。

ワンマン化は労働力不足の対策や効率化の一環として行われるもので、JR東日本は「より効率的でサステナブルな輸送モード」にするとしています。昨年計画が発表され、2025年3月には常磐線各駅停車と南武線がワンマン化されていました。

また、市内の京浜東北線の駅では、「Vamos Ardija」(RB大宮アルディージャ応援歌)や「KEEP ON RISING」(浦和レッドダイヤモンズ応援歌)、さらには「希望のまち09」(さいたま市の歌)がご当地発車メロディとして採用されていますが、ワンマン化によりこれらの使用が終了する可能性があります。使用終了の可能性が高いとされるのは、ワンマン化された他線でご当地メロディの使用を終了しているためで、ことし3月にワンマン化された南武線では「ドラえもんのうた」や「Jupiter」などの使用が終了していました。