
日進駅南口で相次いで駐輪場が閉鎖されることになり、各所が対応に追われています。
日進駅南口東側では、時間貸駐輪場「サイクルポート日進No.1」が2025年9月頃に閉鎖されました。同駐輪場は多くの駐輪台数を確保していましたが、現在は更地になっています。
この駐輪場の閉鎖を受けて、9月ごろから周辺駐輪場の混雑が激しくなりました。24時間80円の低価格で人気の「システムサイクル日進」は、9時過ぎには満車状態になっており、釣り銭不足も発生しています。
ほかの駐輪場も9時台には満車が相次ぎましたが、「せいあ食堂」の建物に入る「島田自転車預かり所」は、係員に先払いで区画外への駐車を可能にするなどの救済策をとっています。ただ、先払いした自転車を違法駐輪と思い込みラックに移動する客が現れるなど、混乱もみられました。
そんな中、日進駅南口西側の「iPS日進駅前南口駐輪場」も10月10日(金)で閉鎖することが分かりました。この駐輪場も100台ほどの駐輪台数を擁しており、さらなる駐輪場不足が見込まれます。
地元市議会議員や県議会議員らはこの状況を受けて対応を検討しており、北区選出の関根信明県議は「今なんとか、ひとつ駐輪場を復活させようと動いています」と話しました。
駐輪場不足が解消するまで、駅北口駐輪場の利用や徒歩での通勤など、対応をする必要がありそうです。