さいたま市北区日進町2丁目、日進駅南口にある「創造空間 日進月歩」でさいたま市(旧大宮市)出身の漫画家、あらい太朗さんの絵本の原画展「ぐうぐう城のぐうたろう原画展」が行われています。
「ぐうぐう城のぐうたろう」は独自の技法、ぽんぽん版画を用いて制作されており、「雷になったいのばあちゃん」に続く、あらいさんの2冊目の絵本となります。ぽんぽん版画は下絵を描いた画用紙をカッターで切って型を作り、その型に沿って絵の具を染み込ませた綿棒でぽんぽんと叩いて色をつけるのが特徴で、あらい太朗さん自身が考案しました。
7月2日から始まった原画展では多数の原画が展示されており、どれも独自の技法から生まれる独特な印象が美しいものでした。また、同時にあらいさんに関連する本やCDも販売されています。
あらいさんは「原画は絵本に載せるために描きますが、原画自体が一番その絵本を伝えていると思います。機会があればぜひ”原画”を見に来てください。」と話していました。
原画展は8月末まで行われる予定で、あらいさんが訪れる日など、詳しくはあらい太朗さんのFacebookをご覧ください。