
2026年6月9日14時30分過ぎ、さいたま市議会で池田めぐみ議員(日本共産党・浦和区選出)がさいたま市内のAEDについて質問し、齋藤保健衛生局長らから答弁がありました。
池田市議が24時間使えるAEDの台数について質問したところ、齋藤局長は、市内関係機関を合わせて131台あり、盗難や故障はなかったとしました。24時間いつでも使えるAEDについては、2022年に行われた「ASUKAモデルフォーラム」で問題提起があり、フォーラムに出席していた池田市議がその後市議会で取り上げるなどしていました。
2023年6月の市議会では、24時間使えるAEDは11台あるとの答弁であったため、12倍弱に増えたことになります。いつでも使えるAEDが増えた理由として、2023年9月に小山本家酒造の協力のもと、市内全中学校に24時間使えるAEDが設置されたことなどが挙げられます。
また、24時間使えるAEDが活用された事例は、2023年度に9件、2024年度と2025年度にそれぞれ7件あり、生徒や近隣住民が使用したケースがあったとのことです。
池田市議が小学校への24時間使えるAEDの設置について大砂副教育長に問うと、「関係部局と引き続き連携し検討していく」「小学校のAEDは緊急時にいつでも使えるようにする(周知する)」との回答がありました。現状、小学校では開校時間しかAEDが利用できないところもありますが、日進小学校などでは建物外に設置しており、利用しやすい環境を整えています。
さいたま市では2011年、駅伝選考会中の日進小6年生・桐田明日香さんが突然倒れ、適切にAEDが使用されずに亡くなっており、以降市と遺族が協力して救命マニュアル「ASUKAモデル」を制作するなど、救命活動・救命教育に力を入れています。