埼玉を撮り続けて写真9万枚　ざわわさんの写真展「埼玉展」が北与野・でこぼこ書店で開催中！

みなさん、こんにちは！　「日進大宮なび」代表のnorthです。

今回は2024年9月1日（日）まで開催されているステキな写真展についてご紹介します！

※記事最下部にイベント概要を掲載しました。最初に見たい方はこちらから！

埼玉の写真を撮り続ける「ざわわ」さんとは？

皆さんはざわわさんをご存じですか？

ざわわさんはX（Twitter）をメインに活動するインフルエンサーで、会社員として一般企業に勤める傍ら埼玉県内の写真を撮りまくっている面白い方です・・・！

ざわわさんが埼玉の写真を撮り始めたのは2020年のこと。当時法政大学経営学部の2年生だったざわわさんは、新型コロナウイルス感染症の流行で埼玉にこもる生活に・・・。東京にも祖父母のいる長野県の松本市にも行けないなか、写真を撮りたいと思っていたざわわさんは、ふるさとの松本に似た景色を求め埼玉県の小川町を訪れました。

駅周辺に山が広がる小川町は、松本と同じ盆地の地形。8月末の暑い中、ふるさとを思い出しながら小川町を散策したざわわさんは、川で遊ぶ子どもたちを発見。「埼玉にもこんな所があるのか！　もっと知りたい！」とその時思って以降、埼玉の写真を撮ることにのめり込みました。

埼玉県の全市町村を訪問！

始めたことはとことん追求したい性格だというざわわさん。1カ所、もう1カ所と行くうちに全市町村を回ることを決めました。小川町を訪れてから約1年半、2022年5月に美里町を訪れて全63市町村（さいたま市全10区を含む）への訪問を達成しました！

ざわわさんに好きな市町村を伺うと「小川町。小川町。とにかく小川町です。出身の松本盆地の地形に似ていて、山に囲まれた安心感がある。気軽に行ける田舎といった感じがして通いたくなりました」とのこと！　やはり小川町が一番のようです。

写真展を北与野で開催

そんなざわわさんが「ざわわ写真展　埼玉展」を主催されています！

埼玉展では、前回個展を開いた2023年2月から今までに撮りためたおよそ4.5万枚の写真から、厳選して600枚の写真を展示しています。会場は北与野（さいたま市中央区上落合7丁目）に昨年オープンした書店「でこぼこ書店」。もともと貸棚制度を利用して自身のフォトブックをでこぼこ書店で販売していたというざわわさんですが、店主の富井さんから声を掛けられでこぼこ書店での開催を決定したそうです！

今回の写真展ではフォトブックも約20種類販売。今回からの新刊として「さいたま新都心」「埼玉のどこかVol.1」「中央区上落合」の販売を開始されています！

「埼玉のどこかVol.1」とは気になる書名ですが一体・・・？

ざわわさんに聞くと「埼玉っぽいけど、どこかは分からない。こんな景色が埼玉にあるということを知ってもらいたい。そんな写真を集めました」とのことでした！　実際に購入しましたが、なるほど、埼玉の雰囲気をどことなく感じる写真がたくさん・・・！　いい買い物でした。

なお、「埼玉のどこかVol.1」は今回の写真展の限定販売で1300円。「中央区上落合」はでこぼこ書店限定の販売で1500円だということです。

今回は階段や展示スペース、古本コーナーまで写真600枚ををまんべんなく飾り、書店をジャックしたとのこと。ざわわさんは「社会人になってから撮った写真もこれだけあるので、社会人でもこれだけ写真を撮れるんだよ、という希望を写真サークルや写真好きの後輩たちへ与えられたらなとも思います。今回の写真展では、どこに何が貼ってあるかの撮影地情報も手書きで書きました。それが大変でしたね笑」と話されていましたよ。

イチオシの写真は・・・！？

ざわわさんにイチオシの写真を伺いました！

満面の笑みで指差しているのは夕焼けに染まる田んぼの写真。

みなさん、こちらはどこだか分かりますか・・・？

↓答えは下へ↓

正解は、さいたま市です！

え！？　と思う方もいらっしゃいますよね。こちらは荒川の近く、さいたま市桜区塚本の田んぼの風景でした。
ざわわさんは「さいたま市という政令指定都市にこんな田園風景が残っている。大宮とか浦和とかの都会のイメージとは逆にこういう貴重な景色が残る対比がとても好きです」と教えてくれましたよ。

素敵な写真で、実際に行ってみてみたくなりますよね・・・！

現在までの反響は！？

8月21日（水）から始まった埼玉展は現在まで大きな盛り上がりを見せています！

8月27日（火）の毎日新聞の地域面には、なんと写真展を取材した記事も掲載・・・！

実は私も来場者としてインタビューを受けています（笑）

フォトブックに対しても地元の方や出身の方などから高い評判を受けているようです。田舎の方は「来てくれてありがとう」だったり、都会の方は「こんな場所のフォトブックを作るなんて珍しい！」だったり、様々な反応があるようですよ。新作フォトブックも期待ですね！

まとめ・情報

大盛り上がりを見せる「埼玉展」。

ざわわさんは「多くのみなさんに埼玉の知られざる場所、魅力を感じて欲しいです。生の写真を見る機会は減っている気がしていているので、貴重な機会でもあります。県民の皆さん、あなたの地元の写真、必ずあります。店頭にある撮影地情報の紙を持ちながら、地元を探すも良し。新しい場所を探すも良し。もっと埼玉が好きになると思います。ぜひお越しください！」と話してくれましたよ。