【6/28まで】「ざわわ個展 埼玉展」が小川町で初開催 埼玉を撮り続ける異色の写真家、その原点の町を切り取る

みなさん、こんにちは! 日進大宮なび代表のnorthです。

今日は、さいたま市を飛び出して、埼玉県小川町で開催中の写真展についてご紹介します!

【このイベントは2026年6月28日(日)までの開催です。詳細は記事最下部をご覧ください】

「ざわわ個展 埼玉展」とは

みなさんは、埼玉を撮り続ける若き写真家「ざわわ」さんをご存じですか?

Xでは1万人以上のフォロワーがいる写真家の方で、埼玉県内全市町村を巡り、写真を撮られています。

▲小川町駅の駅前通り。四方を山に囲まれている

彼が埼玉県にハマったきっかけが、出身の長野県松本市に似ているという「小川町」。多くの東武東上線列車の行き先になっていますが、川越よりも、森林公園よりもさらに先の、なかなか県南の人は訪れない街です。

そんな小川町で、小川町の日常の風景を切り取った写真展が、絶賛開催中です!

実際に訪れたので、レポートします。

ざわわさんって、何者?

写真展の説明に入る前に、ざわわさんについて紹介しますね・・・!

ざわわさんは、長野県松本市生まれ、さいたま市育ちの25歳。地元の高校、東京の大学を卒業後は、一般の企業にお勤めでいらっしゃいます。

2020年、コロナ禍で県外に出れず、ふるさとの風景を求めて県内の数か所を訪れたざわわさん。そこで出会ったのが、小川町でした。周りを山に囲まれた盆地の風景は、規模こそ違うものの松本市に似ている。埼玉にこんな場所があったんだ・・・! そう感じたざわわさんは、それ以降、県内を巡るようになりました。

2022年、美里町への訪問をもって、県内全市町村訪問を達成したざわわさん。以降、仕事が忙しくても、休日には埼玉県内の美景やイベントに繰り出す充実した日々を送っています。

今まで撮りためた十数万枚の写真は、SNSでの発信のほか、毎年恒例の個展で展示を行っています。今までは浦和や北与野など、さいたま市内で埼玉県全域の写真展を行っていましたが、今回は小川町に特化して、小川町での開催となりました!

写真展の会場は・・・

会場は、小川町駅から徒歩10分ほど。駅前の観光案内所で道を聞けば、係の方が丁寧に教えてくださいます。

駅前の「三代目清水屋」で差し入れのおからドーナツを購入し、駅前通りを進みます。廃墟化した店舗もちらほら見えますが、そんな中でもホルモン屋や玩具店など、元気に営業しているお店も。最近できたと思われる、おしゃれな食堂やコーヒー店もあり、新旧混在している、いい雰囲気のまちという印象を持ちました。

写真展の会場は小川町の旧養蚕伝習所をリノベーションした複合施設「玉成舎」の1階土間。狭いスペースながら、所せましと写真が並べられていて、思わず見入ってしまいます。

▲会場の玉成舎

壁に貼ってある200枚の写真はすべて小川町の写真だということで、そのほか、800枚ほど県内の写真もファイリングしてあります。小川町の写真は、駅前から山の上までさまざまな場所を切り取っており、今では引退して見ることの出来ない八高線の旧型気動車や東武東上線のリバイバルカラー塗装車、遊具が撤去される前の小川小学校下里分校(廃校)も写真で懐かしむことが出来ます。失われた風景を思い起こせるのも、写真ならではですね・・・!

あいにくの雨模様だった取材日ですが、写真展を見に訪れた人がそこそこいて、聞いてみると、遠くから来た方はもちろん、町内の方も訪れているようです。ざわわさんが数十回にわたって小川町を訪れる中で築いた信頼関係やつながりが、相乗効果を生んでいるようです・・・!

お客さんの声

隣接する食堂に置いてあった告知を見て、小川町に再度来訪したという熊谷市の60代男性は、「埼玉県民ですが、こんなにいろいろなところがあるとは知らず、新鮮な発見がありました。趣味で写真を撮りますが、日常を切り取るという、スナップという形がいいな、面白いなと思いました」と話し、「新鮮だったのは花火をスマートフォン越しに撮影した写真です。若者にしか撮れない写真ですね」と続けました。

そのほか、古民家やカフェを訪ねに小川町に来たという外国人の男性も、自身がファッション系のフォトグラファーということもあり、写真に見入っていました。

ざわわさんのお話

ざわわさんにお話を聞くと、「もともと隣接する「有機野菜食堂わらしべ」の常連でした。そこで、カメラ好きの店主の方に、土間を写真展で使ってみないかと持ち掛けられ、今回の展示に至りました。小川の人に小川の写真を見てほしいし、小川に来たことのない人も、これをきっかけに来てほしい」と話してくれました。

▲有機野菜食堂わらしべ

さらに「最寄りの盆地で、池袋から1本で行けるのに、山に囲まれたのどかな風景なのが好きです。小川に来た人に、小川町を発見・再発見してほしいなと思います。身近な景色もカメラに写すとこうなるんだよ、という発見ですね」と続け、「終点の駅なのに、名前を知っている人が少ない駅です。来てくれた人が、小川に来たからには何かしていこうかなっていう気持ちになってくれたらうれしいですね」とも話してくれました!

せっかくなので・・・

せっかくなので、併設の「有機野菜食堂わらしべ」さんで、ランチを頂きます。

注文したのは「煮込みハンバーグ定食」で、お値段は税抜き1450円!

お肉ももちろん美味しいのですが、付け合わせの野菜も野菜本来の味わいが楽しめて美味しかったです。

特に美味しかったのは冷製スープ。暑い夏にぴったりの、さわやかながら優しい味わいでした。

訪れる価値ありです!

【有機野菜食堂わらしべ】

営業時間:11時~20時半(ラストオーダー20時)

定休日:月・火

お問い合わせ:0493-74-3013

ざわわさんにとって、「小川町」とは―

ざわわさんに聞いてみました。

「あなたにとって、小川町とは何ですか?」

「生まれ故郷の松本と、育ちの地さいたま市に次ぐ、第三のふるさとです。自宅からここまで1時間半かかりますが、旅気分を味わえて楽しいです。なのに県内にいるっていうのも不思議な感覚で、「帰る場所」でもあると思います」

情報

写真展は今週末までの開催です! ぜひ足をお運びください。

イベント名ざわわ個展 埼玉展
主催者ざわわ(フォトグラファー)
開催場所玉成舎1階(埼玉県比企郡小川町小川197)
開催期間2026年6月20日(土)〜6月28日(日)※月火定休
営業時間11時~20時半
入場料無料(物販あり)
アクセス(電車)東武東上線・JR八高線 小川町駅から徒歩10分
東武線は時間帯により川越・池袋方面から直通
アクセス(車)関越自動車道 嵐山小川インターより車で14分